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【3】病院歯科医師臨床研修カリキュラム

基本的に2年コース、1年コースともに以下の一般目標、行動目標をもとに研修を行う。以下の項目に加え、医科での重要な疾患(血液疾患、各種感染症、呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、代謝性疾患、全身麻酔の実際、救急処置の実際など)に対し、歯科治療上の注意点等に関しさらに深く研修する。

 

研修目標

1.歯科医師臨床研修・ベーシックコース

《一般目標》

独立診療が実施できるようになるために、基本的な歯科診療に必要な臨床能力を身に付ける。

 

(1)医療面接

【一般目標】

患者中心の歯科診療を実施するために、医療面接についての知識、態度、技能を身に付け実践する。

【行動目標】

①コミュニケーション・スキルを実践する。

②病歴(主訴、現病歴、既住歴、家族歴)聴取を的確に行う。

③病歴を正確に記録する。

④患者の心理・社会的背景に配慮する。

⑤患者・家族に必要な情報を十分に提供する。

⑥患者の自己決定を尊重する。(インフォームドコンセントの構築)

⑦患者のプライバシーを守る。

⑧患者の心身におけるQOL(Quolity Of Life) に配慮する。

⑨患者教育と治療への動機付けを行う。

 

(2)総合診療計画

【一般目標】

効果的で効率の良い歯科診療を行うために、総合治療計画の立案に必要な能力を身に付ける。

【行動目標】

①適切で十分な医療情報を収集する。

②基本的な診査(基本的な検査を含む)を実践する。

③基本的な診査の所見を判断する。

④得られた情報から診断する。

⑤適切と思われる治療法及び別の選択肢を提示する。

⑥十分な説明による患者の自己決定を作成する。

⑦一口腔単位の治療計画を作成する。